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食べて、聴いて、歌って ― 2025年 ルシア祭を終えて

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先日、12月13日(土)、京都・platform un-fold にて、関西・スウェーデン友の会主催の「ルシア祭」を開催しました。

例年に比べると少し暖かい冬ではありますが、この日はさすがに冬の気配も感じられ、会場の中は人のぬくもりに包まれた、まさに“ルシアの日”らしいあたたかな時間となりました。

今年は、遠く四国、長野、東京からもご参加の方々がありました。残念ながら都合が合わなかったのですが、海外からお申込みいただいた方もいらっしゃり、感激致しました。

お忙しい中ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

音楽で始まる、ルシアの時間

イベントのオープニングを飾ってくださったのは、昨年に引き続き Suguri Session House の皆さん。

ルシア祭に欠かせない「サンタルシア」から始まり、続けて演奏されたスウェーデンの伝統曲とクリスマス曲の生演奏に、会場の空気は自然とやわらぎ、やがてあちこちから小さく歌声が重なっていきました。

スウェーデン × 和の特別なルシア祭ビュッフェ

今回のお食事は、京都の人気店「益や」さんによるケータリングです。

和のメニューを得意とされている益やさんですが、今回は特別に、クリスマスハムやミートボール、ニシンのマリネをアレンジしたカナッペ寿司など、スウェーデン料理をベースに和の感性を掛け合わせた、この日だけの特別メニューをご用意くださいました。

北欧を思わせながらも新しい味わいに、会場のあちこちから「美味しいですね」という声が聞こえてきました。

料理を囲むことで、初めて会った方同士でも自然と会話が生まれる——そんな光景を見るたびに、こうした集まりの楽しさを改めて感じます。

ルシア祭に欠かせない、甘いものと温かな飲み物

この季節に欠かせないお菓子も、もちろん登場しました。

サフランの香りがふわっと広がるルッセカット、そしてフィーカ堂さんによる、スパイスの効いたミュークペッパルカーカ。さらに、低アルコールでご用意したグロッギは、身体をじんわりと温めてくれました。

甘いものと温かな飲み物を手に、思い思いに過ごされる皆さんの表情が、とても印象的でした。

ご参加くださった皆さま、演奏・お料理・会場などでご協力くださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

ルシア祭は派手な行事ではありませんが、静かな時間と人とのつながりを大切にする伝統です。この日のあたたかな記憶が、皆さまの心にやさしく残っていれば嬉しく思います。

2025年の関西・スウェーデン友の会のイベントは、今回が最終回となりました。
2026年もまた、スウェーデンを身近に感じていただけるような会を、ぼちぼち準備していく予定です。

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