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スウェーデン留学トークショー&テキスタイルグループ展に行ってきました

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3月19日から23日まで京都市美術館別館で開催されている「TEXTILE GROUP EXHIBITION 〜染織グループ展〜」へ行ってきました。

初日の3月19日には、スウェーデンの手工芸学校「カペラゴーデン」に留学中の赤澤歩実さんによるトークショー「スウェーデンの留学や生活について」も行われ、私も聞いてきました。

赤澤さんの話はとても興味深く、カリキュラムを通してスウェーデンの手工芸教育のあり方について知ることができたのが印象的でした。中でも素材となる植物を育てるところからスタートし、自然素材を活かした作品作りをするといった実践的な学びが面白かったです。研修旅行は学生で企画し、予算を獲得すると伺い、学生の自主性を重んじるところが素晴らしいと思いました。

また、留学生活についての話もリアルで参考になりました。現地での生活や授業の様子、季節ごとのイベントや交流など、実際に行った人だからこそ語れるエピソードばかりで、スウェーデン留学に興味がある人にはとても有益な内容だったと思います。

こちらは赤澤さんが授業で作った作品です。左端は伝統のローゼンガン(Rosengån)の手法で作られた織物です。完成まで2~3週間かかったそう。

ローゼンガンは1枚の中に物語を織り込むのが伝統だそうで、この作品は『ナルニア国物語』をテーマとし、登場する様々な動物やモチーフが織りで表現されています。皆さんは何を見つけることが出来ましたか?

こちらはホーベーというテクニックで織られた布とスクリーンプリントの布を組み合わせた作品『A World in Imagination』です。スウェーデンの風景をモチーフにしながらも、どこか和の雰囲気もあり、日本人だからこそ作れた作品なのではないかなと思いました。

展示会場には、京都芸術大学の通信教育染織コースで学んだ方々の作品が並び、さまざまな技法を用いたテキスタイル作品を間近で見ることができました。

こちらの作品もローゼンガンのテクニックで織られたものですが、赤澤さんではなく、奈良で作品作りをされている高内百合子さんによるものです。

スウェーデンの手工芸や留学に興味がある方はもちろん、テキスタイルアートが好きな方にも楽しめる展示でした。トークショーはこの日限りでしたが、展覧会自体は3月23日まで開催されているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

また、赤澤さんのお話はとても面白かったので、関西・スウェーデン友の会の主催で改めて開催出来ればいいなとアイデアが浮かんだのですが……さて、どうすれば実現するのか考え中です。

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