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『私はカーリ 64歳で生まれた』著者カーリさんの講演を開催しました

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カーリ・ロースヴァルさんの講演会は、彼女の明るい人柄とあたたかい雰囲気に包まれ、無事に終了しました。参加者の皆さんは熱心に聞き入り、彼女の物語に心を打たれました。

今年の4月24日、京都のカフェ・ポーヨネンで、『私はカーリ、64歳で生まれた』の著者であるカーリ・ロースヴァル氏をお迎えする機会に恵まれました。

会場となったカフェ ポーヨネンは京都の町家を利用した建物で、カーリさんに京都らしい一面を見ていただけたのではないでしょうか。

カフェポーヨネンの外観

カーリさんの講演会では、戦争にまつわる悲しい話にもかかわらず、彼女の明るい人柄が会場を満たし、参加者たちは熱心に聞き入りました。

彼女はナチスのレーベンスボルン計画の下で生まれ、64歳になって初めて自分のルーツを発見しました。その物語は多くの人々の心を動かしました。過去の戦争だけでなく、今まさにウクライナでも行われている戦争の悲惨さについても考えるきっかけになったのではと思います。

スウェーデン語が堪能な方々も参加し、カーリさんと直接対話する機会も設けられました。また準備したカーリさんの著書は完売しました。

講演にご参加いただいた皆様、そして著書をご購入いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

自著にサインをするカーリさん

いま、カーリさんは今回一緒に来日されたご主人と幸せにアイルランドで暮らしています。別れ際にカーリさんに挨拶をすると「私の物語は悲みで始まり、幸せで終わるのよ」とお話しして下さいました。

あいにくの天気にもかかわらず、多くの方に足を運んでいただきありがとうございました。また、カーリ・ロースヴァルさんにあらためて感謝いたします。

関西・スウェーデン友の会では、今後も皆様に興味深い経験をしていただけるような機会を提供していきますので、またご参加いただければと思います。

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